フジテレビは、1月27日午後4時から中居正広さんの女性トラブルに関する問題について記者会見を開催すると発表しました。港浩一社長、遠藤龍之介副会長ら幹部4人が出席する予定です。
この記事では、27日に予定されている会見について、中居正広さんの女性トラブルに関する問題とフジテレビについてのこれまでの経緯について、また世間の声について整理してみました。
- フジテレビやり直し会見は1月27日(月)午後4時~生中継ではなく10分遅れの配信とその理由
- 中居正広さんの女性トラブルとフジテレビの動き
- 1月17日開催のフジテレビ社長会見について
1月27日午後4時から生中継ではなく10分遅れで会見を配信
1月27日午後4時から中居正広さんの女性トラブルに関する問題について記者会見を開催すると発表されました。
生中継ではなく10分遅れで会見を配信するとのことです。
これは、被害者などのプライバシー侵害につながる発言があった場合にカットしてもらうためであり、生中継ではなく10分遅れでの配信を参加メディアに要請したとのことです。
記者会見には親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)の金光修社長、フジテレビの、嘉納修治会長や遠藤龍之介副会長、港浩一社長が出席する予定です。
記者会見は、「TVer」と「FNNプライムオンライン」でも10分遅れの配信がされる予定です。
中居正広さんの女性トラブルとフジテレビの動き
これだけ世間で騒がれているニュースですが、一体どのような流れで今現在に至っているのかを整理してみました。
■2023年6月初
中居正広さんと女性との間でトラブルが発生
■2024年12月
中居正広さんの女性トラブルにフジテレビ社員が関与したという週刊文春の報道をフジテレビ側が否定
■2025年1月
8日 報道を受けてテレビ局やラジオ局が中居正広さんの出演番組を取りやめするなど決定
9日 中居正広さんが公式サイトにて女性との間にトラブルがあったことを認め謝罪する(この時点では今後も芸能活動は続けていくと発信)
14日 フジテレビ社員が関与したとして、株主の米投資ファンドがフジテレビに対し第三者委員会の設置を要求
15日 フジテレビ側は、外部弁護士を入れ事実確認調査をしている事を明らかにする
17日 フジテレビ社長が静止画での記者会見。第三者弁護士を中心に調査委員会を設置したと発表。この記者会見が閉鎖的だと大株主や社外取締役などから批判。この会見を機に、企業の間で自社のCMを見合わせる動きなどが広がる。
18日 明治安田生命・日本生命保険・トヨタ自動車など大手スポンサーがフジテレビでのCM差し止めを発表
23日 中居正広さんが有料のファンクラブサイトにて芸能界引退を発表。フジテレビの社員説明会開催
24日 フジテレビは1月27日午後4時から中居正広さんの女性トラブルに関する問題について記者会見を開催すると発表
1月17日開催のフジテレビ社長会見について
1月17日の記者会見では、撮影などに制限を加え、あいまいな調査委員会を設置しようとしたなどとして経営陣の判断や対応を批判する声が相次ぎました。
今後の焦点はいくつかあります。17日の会見から振り返ってみました。
トラブルにフジテレビの社員が関与していたのかどうか
週刊誌で報じられた中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたのかどうかという点が今後の焦点になります。17日会見の内容について、一部見ていきましょう。
記者からの質問:「被害者の証言の中で、フジテレビの社員が女性とタレントを2人きりにして接触させるのが常態化していると報じられているが、これは事実か」
これに対し、フジテレビ社長は
「そういうことはなかったと信じたいと思うが、それも含めて調査委員会に委ねたい」
と述べるにとどまっています。
記者からの質問:「社員の関与がないと判断した根拠については?」
の関与がないと判断した根拠について問われると
「当該社員への聞き取りのほか、通信履歴などを調べた結果だ」
と回答していますが、十分な調査を行っていないのではないかという声もあります。今後、この問題が解明されるかが注目されるでしょう。
トラブル把握後も中居正広さん出演番組放送を続けた理由
トラブルを把握しながら、中居正広さんが出演する番組の放送を続けたのかという点も今後の焦点です。17日の会見でその内容も取り上げられましたのでみていきましょう。
記者からの質問:「なぜトラブルを把握しながら、なぜ1年半にわたって中居さんが出演する番組の放送を続けたのか?」
これに対し、フジテレビ社長は
「中居氏への正式な聞き取りを含めた調査に着手することは、女性のプライバシーが守られず、女性の意思が十分尊重されないのではないかという点で大きな懸念があった」
「中居氏が出演している番組については、唐突に終了することで、臆測が生じることを懸念して、慎重に終了のタイミングをはかっていた」
と説明しています。
中居正広さんが出演する番組の放送を続ける判断に至った経緯なども今後説明されるべき内容です。
17日会見は閉鎖的と世間から批判
1月17日に実施した港社長の記者会見をめぐる対応が大問題となっています。
フジテレビは記者クラブの要請で記者会見を開催しました。NHKや民放各社の撮影要請は拒否され、会見内容は終了後に報道するよう求められました。
この閉鎖的な対応は、大株主や社外取締役から批判され、企業による自社CM自粛の動きを加速させたのです。
今後の動き
1月27日午後4時から改めて開く記者会見で、一連の問題をめぐる経緯や会社としての対応・経営責任問題などについてどこまで説明責任を果たせるかが焦点になります。
1月23日開催された社員説明会は4時間半くらいかかりました。
社員説明会では、港社長はじめ経営陣があまりに危機感がなく、がっかりしたという声もあがっています。制作会社など外部のスタッフは仕事がなくなれば、生活に直結します。
社内からも一刻も早く経営陣が総退陣するべきとの声も上がっています。
そして中居正広さんの被害にあった女性に謝罪、対応をもっと真摯にやるということも考えてほしいとの意見もあります。
今後の動きに注目です。
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まとめ
この記事では、27日開催されるフジテレビやり直し社長会見について、また中居正広さんの女性トラブルとフジテレビの動き、17日開催された会見についての詳細を整理してみました。
- フジテレビは、1月27日午後4時から中居正広さんの女性トラブルに関する問題について記者会見を開催すると発表
- 1月27日午後4時から生中継ではなく10分遅れで会見を配信
- 今後の焦点は、「トラブルにフジテレビの社員が関与していたのかどうか」「トラブル把握後も中居正広さん出演番組放送を続けた理由」「会社としての対応・経営責任問題などについてどこまで説明責任を果たせるか」
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